お客様各位
【3月29日:今朝の状况】
※為替(ドル/円):1ドル=123円88銭【07:30現在】
※N.Y.ダウ: 34,955(+94)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売: 10227(-53)
②午後売: 10284
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 4.714(+0.028)
④金: 1939.6(-14.2)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油:105.96(-7.94)
※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
①ロンドン午前:1320円
②ロンドン午後:1320円
③N.Y. : 1340円
※ニューヨーク為替引値(円)
123.91-123.93(1.85円安-1.84円安)
【3月28日:昨日の状況】
※国内銅建値1310円(3月24日より+30円)
《円安》
※日銀は29日から3日間にわたって国債を利回り0.25%
で無制限に買い入れる措置を実施します。「連続指値
オペ(★注)」と呼ばれる措置に初めて踏み切ること
で長期金利の上昇を抑え込み、金融緩和を続ける姿勢
を鮮明にした形です。〜以下略〜
(3/29 NHK NEWS WEB)
※債券市場
アメリカ→金融・引き締め→金利を上げている
日 本→金融・緩和継続→金利を下げようと
している
※結果、ドルを買い、円を売るので円安になるという
構造でしょうか。
※以前にも触れましたが、日本にとって一概に円安が
悪い・円高が悪いということはないと考えます(個別
業種にとってはある)。
※例えば輸入ワインを日本国内で売る業者は、仕入値
が上がる話なので、値上げ分を売値に添加出来なけれ
ば、商売上マイナスとなります。
※逆に国内の原料だけで作った物を輸出する業者は、
同じ商売をしていても、売上高が増えるので円安歓迎
となります。
※金属スクラップ業界は、LME を基準に為替換算した
値をベースに日本国内の価格を決めているので、円安
は仕入値も売値も上がることを意味し、為替の影響は
少ないと考えます(製造業に比べ)。
※但し、資源高・円安ドル高は国内換算価格の上昇を
意味し「資金負担が大きくなる」という意味でコスト
高となります。 全額自己資金でスクラップ業を営ん
でいる方は影響ゼロ。有利子負債=金利のかかる借入
金がある方は、金利分を利益に上乗せ出来ないと影響
ありとなります。
(★注)指値オペ(さしねおぺ)
※日本銀行があらかじめ決まった利回りで金融機関か
ら国債を無制限に買い入れる公開市場操作(オペレー
ション)のこと。
※2016年9月の金融政策決定会合で、金融政策の新たな
手段として導入されたもので、長短金利の操作によっ
て急速な金利上昇を抑え、10年物国債利回りを日銀が
目標とする「0%程度」に誘導するために実施される。
《野村證券用語解説集より》
※雑線(ヤード持込):【3月28日現在】
【1】ワイヤーハーネス:470円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):435円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):390円前後
【4】雑線B :300-330円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
以上